父娘ふたり手作りピザ体験キャンプ!富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場で「おいしい」を堪能!

2016年3月上旬の週末、山梨県富士河口湖町にある「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」に行ってきました。昨年12月の極寒キャンプ以来の再訪です。

父娘ふたり手作りピザ体験キャンプ


日曜日の天気が少し怪しいけど寒く無さそうだし、7時に都内自宅を出発。
この日も中央道は渋滞なく快適にドライブ。
途中、国道139号沿いの「道の駅なるさわ」によって「なるさわ富士山博物館」でいろいろな鉱石をみたり、富士山を眺めたり。ちょうど二重の笠雲が富士山にかかっていて、笠雲=24h以内に天気が崩れると言われているので少し心配しながら、「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」にはアーリーチェックインで10時すぎに到着。


管理棟で受付を済ませて、サクッと設営。
今回も娘と2人なので、snowpeak〈スノーピーク〉メッシュシェルターに、COALATREE〈コアラツリー〉ポップアップテントといういつものスタイル。荷物も必要最低限。太陽も出ているのでシェルター1か所オープンでは、気温28℃。暑い!

今回の目的 その1:ナポリの小麦粉を使用した、手作りピザ体験!


昨年12月に来た時に娘が気になっていたピザ作り体験。キャンプ場予約の段階で、一緒にお願いしておきました。苦手なものを伝えると、それを考慮して具材を用意してくれました。


小1女子、はじめてのピザ作り。まずは小麦粉と水の軽量から。管理人さんがやさしく教えてくれました。


塩と砂糖、水を少しずつ加えてコネコネ。


少し力がいるので、管理人さんに仕上げをお願いして


パリパリになるように薄く伸ばしーの…


フォークで空気穴をあけてから、ピザソースをぬりぬり


ベーコン、オニオン、トマト、ピーマン、たっぷりチーズをトッピング。オーソドックスながら娘の好きなトマト系ピザ。トッピングが終わったら、ピザを5〜7分ほど焼いてもらいます。


焼き上がり!
テントに戻って食べようと思ったら、なんとすでにテーブルセッティングが!


ワインとグレープジュースもオーダーして、準備してくれていたテーブルで昼食。


自分で作ったピザの出来栄えにご満悦。
ピザ2枚分あるので、父娘では少し量が多いくらい!
おいしくて全部食べちゃったけど、満腹!
キャンプ場の名前の通り、「おいしいキャンプ場」でした!
ごちそうさまでした!


ドリンクメニューは豊富。
夏はテント設営終わったら、ここで生ビールで決まりだろうな。

ピザも体験ではなく、普通に1枚からオーダーできるみたいです。
連泊の時には毎日BBQでは飽きてしまうのでランチは用意せず、ピザとかうどん、カレーなんかをお願いして手を抜くのが便利そう。

 


テントに戻って富士山眺めながら、娘と話をしたり、なわとびしたり、キャンプ場のブランコで遊んだり。


この時期はお客さんが多くなく友達を作ったりはできないので、ゲームも少しね(笑


明日も晴れるといいな、と思いながら夕暮れまでゆっくり。
寒くなってきたので石油ストーブも点火。


晩ごはんは簡単にソーセージ焼いたり


メインはラーメン鍋。
氷点下にはならないながらも、この時期は温かいものが食べたい。
キャベツ、人参、長ネギ、もやし、豚肉を具材に、ラーメンスープは数種類をミックスして、生タイプの麺をドーン!


夜は星がキレイに出ていたのでiPadの星座表アプリで名前を確認しながら星座観察。


オリオン座も、冬の大三角形もバッチリみれました。
娘は20:00頃早めに就寝。


アウターを着ていれば寒くないので、娘が寝てからもキャンプ用のプレイリストを聞きながら、星を見上げ至福のコーヒータイム。今回は先日買ったアアルトコーヒーのアルヴァーブレンド(深煎り)。満腹&アルコールのあとの濃いコーヒー is 美味しい!
21:30頃就寝。


ぐっすり寝て二日目は、6時前に起床。
雨は降っておらず、気温もたぶん氷点下に届かないくらいだったんじゃないかな。
前回訪問時の12月は-8℃くらいまで下がったので、今回もシュラフ(寝袋)にしっかり電気毛布を仕込んだけど、少し暑くて夜中に設定温度を下げました。


目覚めのコーヒーと、娘はホットレモン。
朝食は昨夜のラーメン鍋残りに、ごはんと肉を投入してラーメン雑炊。衛生上、夏場は残り物料理は難しいけれど、冷蔵庫より寒いこの時期だからこそ、前日に煮込んだ出汁がきいた雑炊、おいしい!

娘と2人だと料理の分量が難しく(大人くらい食べる時もあれば、気分次第で食べない)少し余ってしまい、娘が「管理人のお兄さんに温かい雑炊あげよう!」というのでおすそ分けすることに。快く受け取ってもらい、キャンプ場のブログに写真が載ってしまいました(笑
彩りがアレなので、水菜を持ってくれば良かったな、と思うなど。
朝食後は天気が崩れる前に、少し早めに撤収。


「晴れていれば、またアスレチックね!」と娘と約束していたこともあり、10時過ぎに管理人さんに御礼をして車で10分ほど移動し、3ヶ月ぶりに朝霧高原のもちやへ。


古いアスレチック遊具なんだけど、娘からしたらすごく楽しいんだろうな。


場内で春の訪れをかんじつつ


もちろんきな粉餅も食べます。いい伸び具合。

今回の目的 その2:ジェルキャンドル作り!


2時間ほど遊んだあと、河口湖方面に30分ほど車を走らせ、「河口湖体験工房クラフトパーク」へ。
そば打ち、皿の絵付け、ボトルアート、ステンドグラスとかいろいろな体験工房が集まっています。
天気がやや心配だったのであらかじめ屋内でできるものということで調べてきて、娘の希望もあって「ジェルキャンドル作り工房」へ。ファミリーとカップルが多いけど、男女グループもいたり、結構賑わっていました。


GO OUT CAMPでキャンドル作りのワークショップに参加したことはあるけれど、今回は初のジェルキャンドル。少し細かい作業もあるので、かなり真剣。


ガラスオーナメントは種類が豊富で迷います。
1つ目は無料で、2つ目から別料金。


「好きなものを入るだけ入れていいよ!」と言いつつも、それほど容器が大きくないからたくさんは入らない。10色ほどの砂、ガラスオーナメントをいれ終えたら、工房の方にジェル流しこみをお願いして待つこと約25分。


できあがったのは、自分の好きなカラーの砂の層に、富士山・イルカのオーナメントと貝殻数種類をいれたジェルキャンドル。海の中に富士山があるという海抜ガン無視の設定だけど、本人はとても気に入ってるみたいだからまぁいいか(笑

ということで、今回の目的「手作りピザ体験」「ジェルキャンドル作り」とキャンプを無事楽しめました。
帰りも渋滞なく、河口湖ICから中央道で2時間ほどで都内自宅に到着。
体験工房に置いてあった近くの施設の割引券でまた行きたい場所を娘が見つけたようなので、次のキャンプのお楽しみにしたいと思います。

富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場!

昨年12月に続き今回も伺った「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」。
静岡県出身者のココロのよりどころ「富士山」のロケーション(キャンプ場は微妙に山梨県だけどね)は最高だし、電源サイトもある、トイレ・炊事場も綺麗だし、静かだし、希望すればピザもワインもある… やはり良いところでした。

GW〜秋はキャンプ場内の農園で無農薬野菜を育てているみたいですが、土地柄さすがに冬場の農作物は厳しいようで、少しでも提供期間が広げられるようにと、景観を壊さないように配慮しながらビニールハウスを作る計画もあるとのことで、楽しみにしています。
それと、土日に管理人さんが作業されていて、なにか作っているのかなと思ったもの… それは本格的な電子制御のダーツでした!凄い!子供用のダーツも新調!

他にも行ってみたいキャンプ場は多いけれど、冬はもちろん、別の季節にもまた行ってみたいと思えるキャンプ場でした。

 

【NOTE】
富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場
山梨県南都留郡富士河口湖町富士ヶ嶺696

朝霧高原もちや
静岡県富士宮市猪之頭1114

河口湖体験工房クラフトパーク
山梨県南都留郡富士河口湖町河口3118

 

2019年 追記

たびたび伺いお気に入り高規格キャンプ場の1つである「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」のオーナー兼管理人さん(運営会社である株式会社アドベンチャラーズ・ブレイン 代表取締役)が、2018年7月に場内メンテナンス中に倒れ、その後訃報を耳にしました。

キャンプ場を利用させていただいた際には、オーナーさん自ら手作りナポリピザを教えてもらったり、農園やルバーブ、前職(株式会社コージツ「現・好日山荘」 代表取締役)のお話、キャンプ場のご近所でもある「プロゴルファー渡辺匡人選手のお父様が茹で落花生を差し入れてくれた」とお裾分けいただいたり、とてもフレンドリーで優しいオーナーさんでした。
また、我が家・父娘二人だけしかいない極寒キャンプ時は朝食のラーメン雑炊をお裾分けすると快く受け取ってくれたこともありましたし、PC/IT関係にも精通させれいて「私のブログからのアクセス数と来場者が一番多い。ありがとう。」と言われたことも思い出されます。

他では見ないような全天候型屋根付きテントサイトやスクリーンでDVD上映される焚き火バーをはじめ、キャンプ場を利用するこちらの想像を超えるスピードで「卓球場」「見晴らし台」「テント乾燥室」「富士山展望プール」と次々に展開、電源付きサイトの増設も含め設備のアップデートや新しい試みをされ、まだまだやりたことが沢山あったのではないかと想像されます。

一方で、空いている時に利用させてもらうと「今日は他には来ないから、空いてるところは自由に広く使って!」と柔軟に対応していただいたり、サービスインしたばかりのSquare(スマホ/タブレットでのクレジットカード決済サービス)を現地支払いにすぐ導入された情報収集力やユーザ利便性の考えは、さすが上場企業の元トップだなと思うことが多々あり勉強にもなりました。
キャンプ場以外での個人的なお付き合いはありませんでしたが、「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」の固定ファンが多いのも頷ける、そんなオーナーさんでした。

その後「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」には伺えていませんが、現在は、運営会社はそのままに別の方が代表・管理人として運営されているようです。このブログに記したサービスや内容も変わっている部分もあると思いますが、日々アップデートを模索していた前オーナーさんの意思を継いでいることと思いますし、タイミングを見計らってまた伺いたいと思います。

こんなキャンプもあるんだよ!楽しみ方は自由なんだ!と言わんばかりに、他とは違ったアウトドアの楽しみ方を提案してくださった「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」の前オーナー兼管理人 Iさんの、安らかなるご冥福を心からお祈りいたします。

 

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