嫁と子供が夏休み帰省中ということもあり、2016年8月上旬 山梨県北杜市にある日本百名山「瑞牆山(みずがきやま)」に単独登山ハイク〜麓のみずがき山自然公園でソロキャンプをしてきました。
瑞牆山の牆とか、日本人の99%が書いたことない漢字だと思うけど…。
みずがき山自然公園からの瑞牆山。ゴツゴツとした力強さがカッコイイ!
登山は小学校高学年の頃に祖母が入っていたハイキングクラブについて行き、伊豆の山(名称不明)に登った以来で初心者、日本百名山はもちろん初めて。「山登りしたい!」というわけではないけれど体力に自信が無いわけでもないし、キャンプ・アウトドアの延長として少し興味があったので、一人で行くには良い機会だと思って…。
登山のあとはソロキャンプでゆっくりするので、テント、チェア、ローテーブル、シュラフ、食材など必要最低限のキャンプ荷物と、登山用アイテムはand wanderのバックパックに詰めて、都内自宅を早朝(というか夜)3:30に出発。早出早着で少しでも危険性を回避したいのと、ガスの発生率が低く視界が良い時間帯に登りきりたいから。前日にもちろん登山計画書もヤマレコ経由でオンライン提出済み。嫁にもシェア、一応ね。
登山用and wander バックパック
登山用荷物(左上から反時計回りに)
- メンズノンノ 2016円7月号の付録サコッシュ
付録欲しさに15年ぶりくらいでメンノン買った(笑) - 行動食 in サコッシュ:チョコレート、のど飴、カロリーメイト、ウィダーインゼリー
- デジカメ RICOH GR DIGITAL II
少し古いけど、電池のモチが良いし、ディスプレイ表示そのままの写真が撮れるのでお気に入り。サクッとプログラム撮影も優秀。 - Fotopro〈フォトプロ〉ミニ三脚 SY-310 ブラック + Fotopro〈フォトプロ〉スマートフォンホルダー SJ-100
レビューはこちら - ハイマウント マジックベアベル 13040
一応保険として。消音できるし、音量も丁度いい。 - 冒険倶楽部 ホイッスル HS-4
かなり小さいけどこちらも保険で、サコッシュに付けて。 - SILVA コンパス No.7 NL
メインで使用するスマホGPSの保険として。 - and wander DINEX ダブルウォールマグ
沢のおいしい水を飲むのに便利。カラビナで引っ掛けて。 - カップラーメン + フォーク
山頂ランチ用 - PRIMUS P-153 ウルトラバーナー + PRIMUS IP-250T ガスカートリッジ
こちらも山頂ランチ用 - STANLEY キャンプクックセット 0.71L シルバー 01290
山頂ランチ用
その他に、レインウェア・防風用としてMAMMUTのソフトシェル、ブラックダイヤモンド ハーフフィンガーグローブ、水など。気温が高くなりそうなので、登山前に山頂ランチのカップラーメンは諦めて、コンビニのおにぎりセットに変更。
日本百名山・瑞牆山 単独山行ログ
登山時にiPhoneでGPSデータを取得して、登山記録・コミュケーションサイトでは2強と思われるヤマレコとYAMAPに登録してみました。
GPSの取得には、オフラインで地図も使用できるYAMAPとジオグラフィカを利用。それぞれの使用感とか、メリット/デメリットが気になったのも、今回の登山目的の一つ。使用感まとめはまた別のエントリーで。
日本百名山・瑞牆山 単独山行
都内自宅を早朝3:30に出発して、中央道・須玉ICから下道でトータル約3時間の道のり。
みずがき山自然公園のキャンプエリアに到着してサクッとテント設営し、7:00にみずがき山自然公園を拠点とした時計回り周回コースで登山スタート。
日本百名山で登山道も整備されていて、歩きやすいこと山のごとし(?)。
瑞牆山見どころのひとつ不動滝。前日までの雨で、水量たっぷり。
鎖場。基本的にはキケンな場所はあまり無いけど、ルートの上半分は岩登りの様相。
ドーーン!!
スタートから約2時間半で日本百名山・瑞牆山の山頂到着。絶景にもほどがある!
隣りの日本百名山・金峰山、南アルプスは見えるけど、静岡県人のこころのよりどころ富士山は残念ながら見えず。
八ヶ岳方面もバッチリ見えて稜線がカッコイイ。ただし30分後にはガスで八ヶ岳は雲の中。早めにスタートしてよかった。
山頂でタイムラプス撮影(短いけど)。
今回、Fotopro〈フォトプロ〉ミニ三脚 SY-310 ブラックとFotopro〈フォトプロ〉スマートフォンホルダー SJ-100を用意した主目的。時々プツプツ写っているのは、大量のトンボ。タイムラプス撮影で使用したミニ三脚 + スマホホルダーのレビューはこちら。
八ヶ岳をバックに写真を撮っていただいた。写真をお願いした方が山岳ガイドさん同行の方で、絶景撮影ポイントを熟知されていてラッキー!
下山開始。登山ルートにはいくつもの大きな名物岩がある。想像していたよりも相当大きく、写真ではなかなか伝わらない。
富士見平小屋前のベンチで休憩。iPhoneのGPS地図アプリに不具合が無いのでまったく使っていないけど、自作プリントした登山地図とコンパス(鉄板だというシルバ社製)ももちろん持参。登山前に、山と溪谷 2015年9月号もkindleで読んでおいた。
下山時に通るルートは登山ツアー者多数。60代くらいの方や、元気の良い挨拶をしてくれる大学生の登山部?ワンゲル部?も多かった。
だいぶ降りてきた比較的平坦なところで、Fotopro〈フォトプロ〉ミニ三脚 SY-310 ブラックを使ってなんとなくセルフィ。
今回メインで使用したiOS向けのGPS地図アプリ「ジオグラフィカ」。圏外でもコンパス機能と地図が使えて、迷う箇所は無かった。過信しないようにしないといけないけれど。
岩場、ロープ、鎖場などがあるのでフィンガーレスのグローブ(登山向けのブラックダイヤモンド ハーフフィンガーグローブ)がとても役に立った。スマホやカメラの操作もしやすいし、洗えてコストパフォーマンスも良い。やはり先人達のアドバイスは的確である。
【日本百名山 瑞牆山・みずがき山自然公園 vol.02 〜ソロキャンプ / 廃校カフェ フィトンチッド〜】に続きます