初冬、兄の初テント泊にオススメの雁坂峠〜奥秩父縦走路〜笠取山 Day 2

最近テントを購入した実兄の初テント泊であり、初めての兄弟登山でもある、笠取山を周回する1泊2日の山歩き:Day 2。
初冬、兄の初テント泊にオススメの雁坂峠〜奥秩父縦走路〜笠取山 Day 1】からの続き。

笠取小屋〜笠取山


4時過ぎに起きて、トイレ、朝食を軽くすませ、ご来光タイミングで45分ほどの距離にある笠取山の山頂に向かう。上空に少し雲はあるが、山頂はどうか?
気温は昨晩と同じ-2℃で、想定より全然寒くない。-5℃くらいまではいくと思うと伝えていた兄も、体調含め問題なさそう。


が、空が明るくなってくると山頂方面は雲がガッツリかかっていることを知ることになる。
自分は3回目だしピークハントをやめようかと思うも、今回は単独ではなく兄が一緒で初めての笠取山なので、予定通り進む。


いつもの直登ルートで笠取山(かさとりやま、標高1,953m)山頂に到着。
が、もちろんガスのなか!真っ白!


山頂は風が強く、ガスと霧氷で真っ白。なんも見えねぇ!


北側にあたる本来の笠取山山頂方面は雪も多くある。
雪というか、霧氷が強風で飛ばされ積もっている感じかな。
兄曰く「ど寒いらぁ〜!」



雪が付きはじめている岩場での転倒に注意しながら、山頂をぐるっと回ってくるコースで水干まで到着。
水干には大きなツララが形成されていた。多摩川「最初の一滴」の場所も凍ってる。


笠取山の直登開始ポイント下まで戻ってきた。
今日はずっとこんな感じかもしれないから、時間を少しずらしても眺望は厳しかっただろうな。
雨や雪が降っていないから全然マシだけど。


笠取小屋まで戻りテントを撤収して、小屋番さんにお礼を伝え出発。
笠取小屋からの大菩薩嶺もこの日は見えず。


帰りは雁峠まで戻り、昨日とは別ルートで新地平〜道の駅みとみへと戻る。
笠取山からの富士山はみえなかったけど、奥秩父縦走路で昨日見れていたから良かった。



帰りも渡渉ポイントがいくつか。やはり濡れた石は凍っていて滑るので注意。
台風の影響で渡渉ポイントはいくつか変わってしまったようだったので、渡れるところを探しながら。



同じような林道が続いて少し飽きてくるけど、歩きやすいのでまぁそれはそれで。


真新しい倒木もあるが回避可能。


登山口に近い橋2つは、土台部分を残して流されてしまっていた。
ここ、車が通れる橋だったんだけどな…


下に降りてくると陽の光が気持ちよく、ススキがキラキラと輝く。
冬はもうすぐそこ。


雁峠から道の駅みとみに降りてる時、林道脇で何か採っている年寄り2人がいたので「何してるんですか?」と聞くと「キノコだよ、これ知ってるか?俺は74だ!いくつになっても勉強だ!ただ山歩くだけじゃダメだぞ!」とまさに「ジジイがなんか言ってんな!」状態だったので、「亀田林業私有地で採取禁止だし、ルールとマナーから勉強した方がいいんじゃないか?」と考えながら、お先にスタスタと下山。


ゲート通過して、30分ほどの舗装路歩きで道の駅みとみに戻る。
前回は雁坂みちに遅咲きの桜が綺麗だったな、などと思い出しながら。


駐車した道の駅みとみまで戻ってきて、コーラと家族へのお土産を購入。
売店でおじちゃんと話をしていると、道の駅みとみは「毎年冬はクローズだけど、今年の冬は土日のみ営業する。ほうとうも1日10食限定でやるから食べにきて!」とのこと。通年営業は非常にありがたい!来年以降もお願いします!(トイレは通年可)


下山後はいつでも、温泉と蕎麦(または地元の名物)と決めている。
温泉は雁坂みちにある白龍閣へ。
施設は古いけど、1人500円で天然温泉源泉かけ流しの、つるつるしたお湯が最高。



蕎麦はお気に入りのそば丸、もちろんわさび1本付き。
かき揚げの天ぷらも忘れずにオーダー。うまい!間違いない!

 

トレッキングログ

道の駅みとみ→雁坂峠→▲水晶山→▲古礼山→笠取小屋→▲笠取山→雁峠→道の駅みとみ

 

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