大磯の左義長

2018年1月中旬、神奈川県大磯の友人宅に遊びに行った際に誘われ、大磯海岸でやっていた左義長〈さぎちょう〉という火祭りへ出かけた。
大磯市(おおいそいち)に行った時以来、久しぶりの大磯。


正月の松飾りやしめ縄などを焼き、その火で餅や団子などを焼いて健康と幸福を祈る行事、いわゆる「どんど焼き」でこの地域では左義長と呼ばれているらしい。「大磯の左義長」は規模が最大級で、400年続いていて国指定の重要無形民俗文化財にも指定されているらしい。友人が住んでいる以外にあまり縁がない地域なので、初めて聞いた。


スタート時間から少し遅れたので、高さ8mに積み上げられた山はすでに幾分崩れていたけれど、それでも迫力十分。


各々カラフルでかわいらしいだんご花は、近づけすぎると真っ黒焦げになる。そりゃそうだ。


初めて見る光景に興味津々。寒い中で感じる火の暖かさは気持ちがいい。キャンプしたくなる。


事前情報なく来たので、現場では意味はよくわからなかったけれど、疫病神を封じ込め、福を呼び込むとされる「ヤンナゴッコ」という行事でお祭り自体はフィナーレ。


遅い時間のこのくらいの火力・距離が一番うまく焼けるんじゃないかな。どうせなら美味しく食べたいし。


数は多くないけれど屋台も出ていて、いくつか買って友人宅へ戻る。
じゃがバター is 最高!! 揚げたじゃがバターは初めて食べた。

地域独特の行事・祭りは、他地域に住む人間からするとクエスチョンだらけだったりするけれど、年寄りだけでなく若い人も多く参加していて、そうやって地域の伝統が守られていくのであろうな。


翌日は、秦野市カルチャーパーク/秦野中央こども公園へ。
丹沢方面の山へ行きたいな思いつつ、ロングスライダーでケツはヒリヒリ…。
左端は鍋割山、中央は三ノ塔、右は大山。

都心からのアクセスが良いのになかなか丹沢へ行く機会がないは何故だろうと思ったけれど、テント場が少なく、温泉がないからだろうな、と5秒で結論が出た。この辺で、温泉湧きませんかねぇ?

 

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