南アルプス テント泊 鳳凰三山 Day 1

2018年梅雨入り前の6月上旬、青木鉱泉を拠点にテント泊で南アルプスの百名山・鳳凰三山へ。鳳凰三山は、南アルプスの中で一番東京からのアクセスが容易な▲地蔵岳 ▲観音岳 ▲薬師岳の3つの山の総称。

南アルプス 鳳凰三山:トレッキングログ

青木鉱泉〜鳳凰小屋(泊)〜▲地蔵岳〜▲観音岳〜▲薬師岳〜青木鉱泉。
今回は、鳳凰三山(ほうおうさんざん)の東からアプローチするドンドコ沢ルートで登って、中道で青木鉱泉に下山するという反時計回り周回のメジャールート。北側にある▲地蔵岳から▲観音岳、▲薬師岳の順に鳳凰三山をピークハントできる。

 

青木鉱泉より北側にある御座石鉱泉(ございしこうせん・標高1,078m)から燕頭山(つばくらあたまやま・標高2,105m)を経由して登るルートもあって、歩きやすく距離/時間も短く、小屋番さんたちはこちらを使うらしい。テント場で話をした同年代くらいの男性は、前回ドンドコ沢で登って今回はそちらを利用、明らかにドンドコより楽だったと言っていた。ピストンでない場合、青木鉱泉に下山してから御座石鉱泉までさらに歩く必要があるけれど、小屋開け後はルート整備してくれている
車利用だとピストン登山になるけれど、南からアプローチする夜叉神峠(やしゃじんとうげ)登山口からの登るコースもある。

青木鉱泉〜鳳凰小屋(ドンドコ沢ルート)


都内自宅を深夜3:00過ぎに出て、中央道〜韮崎IC〜青木鉱泉まで約3時間弱。うち、韮崎ICを出てからは途中舗装されていない箇所も少しある下道(約1時間)。
中央道 韮崎ICを出たところにあるローソンから、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳方面を望む。


宿泊やキャンプ施設もある青木鉱泉(あおきこうせん・標高1,100m)の駐車場に6:15に到着すると8割くらいの埋まり具合。梅雨入り前で天気予報の良い土日で思ったとおり混んでいた。健脚登山者は日帰りで周回する人もいるし、そこそこ距離/時間が長いので、おそらく深夜4時くらいから続々駐車場は埋まってくのだと思う。


鳳凰三山周回のベーシックコース・ドンドコ沢ルート。
6月に入り新緑も鮮やか。


崩れた壁面を直す法面工事は継続中。まだしばらく掛かりそう。




鳳凰小屋までのドンドコ沢ルートは、前半は比較的歩きやすい登山道が続く。
沢沿いを登り、南精進ヶ滝(みなみしょうじがたき)や五色滝(ごしきたき)など滝が多く見どころがあるので休憩ポイントは結構ある。道標、リボン、ペイントも多く、道はわかりやすい。



ドンドコ沢ルートの後半は、勾配がきつくなってきて岩が増えてくる。
五色滝の手前で標高2,000mを突破する。スタートの青木鉱泉が標高1,100mなのでやや疲れがでてくる。今年は雪が少なく、すでに緑が深い。




登山道から、五色滝へ降りる。
ドンドコ沢ルートにはいくつもの滝があるけど、高さはおよそ70mあるとのことでココだけは登り返しがあろうが見ておきたかった。風向きで水しぶきバシャバシャである。

五色滝から登山道に登り返したところで、「下に水場があるか?」と別の登山者に聞かれた。
このドンドコ沢ルートも、下山で使う中道ルートも基本的に飲用の水場は無い。
今回はテント泊する鳳凰小屋で飲用水(天然の南アルプスの水)が補充できるので、片道分として2Lの水を持ってきた。7-9月の夏場だとかなりギリギリかもしれない。自分は携帯用浄水器ソーヤーミニを持っているので滝からの落水を飲用水にできるので問題ないけれど。




五色滝で休憩したあとは、鳳凰小屋へのラストスパートでノボルノボル。
ずっと樹林帯を歩いてきて、ここで初めて地蔵岳のシンボルオベリスクが見える。

鳳凰小屋・テント泊


昼12:00過ぎ、鳳凰小屋(ほうおうごや・標高2,400m)に到着。
登山口の青木鉱泉から標高差1,300m、休憩もいれて約5時間半の登りはさすがに疲れた。南アルプス、さすがだな。
小屋のTwitter情報でこの日はヘリ荷揚げがあることがわかっていて、音がしないなと思いながら登っていたけれど、他の小屋との兼ね合いもあるようで、到着と同時に明日へ持ち越しとの情報。
早着で場所だけ確保してテントを張らずに待機していた人達が一斉にテント設営しはじめ、みるみる場所が埋まっていく。風もほぼなく、スペース都合もあり「張り綱ナシでお願いします!」との指示も。
鳳凰小屋は噂通り、スタッフの対応もトイレなどの設備もとても感じが良かった。Twitter、ブログで最新情報発信してくれるのもたいへん助かる。


自分は端の方にテントを張れたけど、場所はどんどん埋まり15:00には完全にFULL。
以降到着の人は、素泊まり小屋泊に変更となっていた。
今回もフロアレスシェルター ローカスギアのKhufu Tyvekに、雨は降らなそうだけど激安中華3F UL GEARの40Dフロア付きメッシュインナーをいれた。15:30の気温は14度。


そのまま飲める鳳凰小屋の水場。
東京から持ってきてカラになった南アルプスの天然水ペットボトルに南アルプスの天然水を入れていく。何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をしたのかわからない。


山ごはんは、前回の笠取山と同じく、ソーセージと、セブンプレミアムの牛すき焼きにうどんをぶっこみ、うどんスキ。小屋で買ったビール(600円)とともに、設置されているテーブルとベンチでいただくも、食事前の小屋泊の人達の視線を感じる。うん、キニシナイキニシナイ。翌朝は4時過ぎ出発目処なので、いつも通りあたりが暗くなった19時前に早めに就寝。


今回、行動中は半袖のメリノウールTeeだけだと風が少し肌寒く、全行程を通じて最近買ったHOUDINI〈フーディニ〉Long Sleeve Shirtをずっと着ていた。
山でダボッとしてない無地のポリエステル素材白シャツを着たいとずっと思っていたのもあったし、ストレッチも効いていて軽量、速乾性、透湿性もバッチリ。想像以上に良かった。
ソフトシェル、ウィンドシェルほど蒸れないし、もちろん防風性が全くないわけではなくベタつかず、行動着として超快適で自分にマッチしていた。ただ肩とか知らない間に汚れてたので、帰宅してからウタマロでゴシゴシ。白色なのでそれはしょうがない。
ちなみに海外サイズでストレッチがあるから、1サイズ落として正解。パッと見は普通すぎて、なんで白シャツで山に登ってるの?とは周りに思われていたかもしれない。キニシナイ。全3色展開みたい。

 

南アルプス テント泊 鳳凰三山 Day 2】へ続く