北伊豆へ1泊2日の温泉旅

2019年2月上旬、静岡県の北伊豆に家族で温泉旅行に出かけた。
山歩きの帰りには必ず温泉に浸かってから帰るため、ほぼ毎月温泉に行っている気になっていた。ただ、嫁から「最近、温泉行ってないよね?」と言われ、行かないわけにはいかない。家族の理解あっての趣味・登山である。

熱海、伊東、熱川、稲取、伊豆高原、修善寺と、これまで伊豆にはたくさん家族旅行に出かけている。静岡県人であるにも関わらず、だ。
静岡県は東海道新幹線の駅が6つもある(岩手県、新潟県の7駅に次ぐ3位)ほど東西に長く、県西部出身者からの伊豆は、別の都道府県のようにも感じるから不思議だ。

ただその伊豆旅行は、東伊豆か南伊豆がほとんど。
温泉が豊富であることと、子供もいるから熱川バナナワニ園体感型動物園iZoo伊豆シャボテン動物公園伊豆アニマルキングダムなど動植物園・アトラクション施設が多いから仕方がない(全部制覇済み)。
ただ、どうせなら行ったことがないところをチョイスしたい!ということで、今回は北伊豆へ。

伊豆ではそろそろ河津桜が見頃。
都内からのショート トリップにぜひ伊豆へ!

伊豆長岡いちご狩りセンター


都内を朝出発してお昼前に、まずは子どもたちが楽しみにしていた、いちご狩りへ。
伊豆はいちご狩り農園が豊富。この辺りはどの農園も30分食べ放題、価格も統一。立ったままいちご狩りができるということで伊豆長岡いちご狩りセンターを選択。受付を済ませ、指定のビニールハウスまでそのまま車で移動。


大きなサイズの紅ほっぺをたらふくいただく。
2月上旬でまだまだ時期が良いので、ミルク無しのほうが美味しい。大きさ、甘さともに大満足。


子供連れにお伝えしたいのは「白っぽい服で行っちゃダメ!」ってこと。

めんたいパーク伊豆


2018年12月にできたばかりという、明太子専門のテーマパーク めんたいパーク伊豆へ(運営:かねふく)。すぐ隣りには、きれいな道の駅 伊豆ゲートウェイ函南もある。山手線感ある!(ない!)




撮影スポット、子供向けのちょっとしたゲーム、工場見学、売店、飲食スペース、ミニボルダリング、キッズスペースなど、ファミリーで賑わっていた。いちご狩りのあとということで、できたてホヤホヤのめんたいこおにぎりで軽く昼食。

世界文化遺産 韮山反射炉


続いては、明治日本の産業革命遺産として、2015年7月に、伊豆で初めて世界遺産に登録された韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)。入場口にもなっているガイダンスセンターで、反射炉がどのようなものか解説映像、資料などを観る。館内が暗く怖がる3才児。


世界で唯一現存している、実際に稼働した反射炉。
鉄製砲を鋳造するために必要な溶解炉で、熱を炉内で反射させ鉄を溶かすから「反射炉」。



幕末期に建てられたものとは思えない建築美。


再現されたカノン砲。ここで造られ、東京・台場に持ち込まれたという。
小4長女はもう少し先に学校で学習するだろうか?行ったことがある場所、見たことがあるモノが勉強で出てきた時のワクワク感を味わってほしいな。


少し離れた展望所からは富士山も観ることができた。
さて、宿泊するホテルへ移動。

伊東園ホテルズ 伊豆長岡・金城館


韮山反射炉のあとは、宿泊地の伊東園ホテルズ 伊豆長岡・金城館へ。
伊東園グループのホテルで、新しくはないけれど館内は清潔感があって、カラオケ、卓球、ゲームコーナーもありファミリー向け。祖父母含めた家族で来ても良さげ。公式サイトの写真と現況ギャップが有りすぎるホテルが多い中、まぁまぁ再現率高い。カップルなら、もう少しお高いところへどうぞという感じ!




利用した客室は最上階の大きな一室(4部屋もある)で、窓からは富士山も見えた。
1泊2日で4回温泉に浸かる(お風呂4つ・うち露天3つ)。
食事はお決まりのバイキング。アルコール含め飲み放題で飲ん兵衛には良いかもしれないけれど、料理はもう少しクオリティが欲しい。

あわしまマリンパーク

伊豆といえば、温泉と動植物系。



駐車場に車を止めてチケットを買い、沖にある淡島へ船で渡りあわしまマリンパークへ。乗船3分くらいだけど。


富士山に笠雲がかかりはじめた。
予報通り、帰りの高速道路では雨が降り出した。


1964年〜2007年9月まで営業していたというロープウェイの残骸もみえた。淡島側の山頂駅。


反対側(本土側)の重寺駅。架線・ゴンドラはすでに撤去されている。
メンテナンスやコスト的に維持ができなくなって、ロープウェイから船舶に切り替わったということだろう。


アシカショー、イルカショーを見たり、ペンギンに餌を上げたり。
ちなみに日本一深い海は、ココ、駿河湾。
ラブライブ!とコラボイベントをしているようで、それっぽい集団もたくさんいた。
個人的には日本最大級というカエル館が興味深く、多くの時間を費やした。


ジュウジメドクアマガエル
良い色!飼うならこの子かな。


コバルトヤドクガエル
「私、毒あります!」って言われなくてもわかる色。

炭焼き さわやか

2日間の北伊豆観光と温泉を満喫し、最後は沼津港で美味しい魚介類でも食べて帰ろうと向かったものの、ちょうど昼〜夕食の合間でお目当てのお店が営業時間外。子どもたちのリクエストもあり、数カ月ぶりに静岡県民のソウルフード「炭焼きレストラン さわやか 沼津店」へ変更。

都心に最も近い御殿場店はオープン前から並びアリ、数時間待ちは当たり前。そんな「さわやか」。
沼津店は日曜午後3時の入店で、15分待ちだった。超余裕!


もちろん、オーダーは「げんこつハンバーグ オニオンソース」一択!
伊豆観光なのに、結局最後は「さわやか」で締めるという、静岡県人らしさを十分発揮したところでおしまい。
ぜひ、伊豆へ!

 

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