久しぶりの三崎港散策

2022年2月初旬の週末、久しぶりに神奈川県三浦半島の三崎港へ。
年末年始の帰省からご近所以外に出かけていなかったので、美味しいものを食べて少しの息抜き。


湘南の自宅からはずっと下道で約1時間、マグロをメインにした市場「うらりマルシェ」の駐車場に車を停めて、まずは腹ごしらえ。
漁港近くの飲食店以外は、ほとんどがだいぶ前に商売をやめてしまったかのようなシャッター街となっていてノスタルジーに浸りながら目星をつけていた飲食店へ歩いて向かう。


駐車場から少し歩いて到着した魚介料理・海鮮料理の店「紀の代」。
ほぼオープン時刻に到着し、それほど広くはない店内ではあるけれど、家族連れがほとんどでちょうど自分たちまで着席できるほどの人の入り。感染症対策も問題なかった。


すぐ隣には、メディアでも頻繁に取り上げられている「くろば亭 本店」があり店頭で三崎マグロの解体が行われていた。こちらは「紀の代」よりも客層の年齢層が低めで友人グループが多い印象だった。食べログを見ても「栄え」っぽさがあるので、なんとなく年齢層の分布がわかる。


「紀の代」で自分がオーダーしたのはお店で最もオーダーが入っていた「まぐろ4種 とろとろ丼」。
漬けまぐろ・ビントロ・ネギトロ・ホホユッケの4種まぐろ丼がメインであぶらが乗っていてメニュー通りとろとろで美味しくいただく。付け合わせのまぐろの角煮、まぐろつみれのお吸い物も絶品だった。



妻がオーダーしたのが「おまかせ寿司」。
魚介豊富な長崎生まれ、かつ家に釣り船もあり、特にマグロが好きというわけではないけれど過去イチレベルで絶品だったようす。自分も次に来店したらコチラかな。



次女にはマグロの唐揚げと巻き寿司、イカの刺身もオーダー。
長崎に行った時に妻の弟が釣ってきてよく食べさせてもらっていたような… とまではいかないけれど、透き通った新鮮さでイカ刺しも絶品だった。



食事の後は「うらりマルシェ」に戻りながら散策。
小高いところにある2つのお寺と海南神社まで階段をゆっくり登る。天気が良く、風も穏やかで気持ちが良い。


港町三崎と、城ヶ島大橋、対岸の城ヶ島を望む。



岸壁には釣りを楽しむ人も多く、女性、子供連れも多かった。
船が着岸できるくらい水深もあり、水も綺麗なようで魚影も見えた。


コロナ禍以降行けていない長崎にもよく似た雰囲気がある。なんの躊躇もなく、遊びに行けるよう戻るといいな。


水産高校の研修船も停泊していて、マグロ遠洋漁業の町として栄華を極めたことが伝わってくる。



ぶらぶらと散策して「うらりマルシェ」に戻り、まぐろのほか、アジ/キンメの干物、三浦大根をはじめとした地元産の野菜を購入して家路につく。

道中は渋滞もあり、久しぶりにちょっとした遠出感を味わったけれど、息抜きにはちょうど良い距離感と満足いくランチ・散策だった。
至近に電車の駅がなく半島どん詰まりの港町、観光地であるのでここしばらくは厳しい状況だったと思うけれど、週末昼の飲食店には観光客の姿も徐々に戻りつつあるようで、また美味しいものを食べに、買いに行きたいと思う。

 

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